最近の品川駅付近 [鉄道]
ここ数ヶ月で品川駅付近の車両基地に変化が…
2013(平成24)年3月16日のダイヤ改正で田町車両センター(旧・田町電車区)に車両配置がなくなり、旧・品川客車区および東京機関区跡地に電留線を移設し、田町車両センターの電留線は廃止
写真真ん中に見える白い大きな建物が田町車両センターの検修庫
ちょっと前までは、211系や185系、183・189系がゴロゴロしていたのだけど、今はもぬけの殻状態…
右手側、真新しい架線柱が立ち並んでいる所が、新しい電留線
今は「東京総合車両センター田町センター」というのが名称らしい。
ここは品川客車区の跡地。
24系やら14系、20系客車などの東海道ブルトレ用客車を配置していた大きな客車区でしたが、それもいつの間にか姿を消して、「あれ?どこにあったかな」状態…。
南の品川、北の尾久
子供の頃は「南シナ」の区名は、ブルートレインや「サロンエクスプレス東京」等、憧れの列車に必ずといっていいほど記されていた記号だったかと思う。
(だから、分割民営化前に「はやぶさ」用などの客車が鹿児島運転所や熊本客車区に転属し、所属区名が変わったのを見たときにはなんとなく変な感覚だったなぁ)。
「北オク」はどちらかというと、品川に隠れて地味な印象がなんとなく…。
でも、尾久が最後まで残る「客車専門」な車両基地になるのかな。
で、田町車両センター検修庫の脇に、ひっそりとある構造物
これは、戦前に計画された「東海道急行線(京浜急行線?)」の名残である高架線(未成線)
線路容量がいっぱいになった東海道本線の列車を振り分けるために作られたようで、戦局の悪化により途中で中止になったとか。
東海道線の急行列車や横須賀線の列車を通す予定だったみたいで。
東京駅構内にも、東北新幹線東京駅開業までは、東海道本線品川駅方面新幹線側にその名残である構造物を見る事ができたのだけど、写真を撮る前にキレイに消えてしまった。
数年後には、この車両基地近辺に新しい山手線の駅ができて、東北縦貫線が開通すれば常磐線列車が品川に乗り入れるとか、さらに数年後にはリニア中央新幹線駅ができる予定と、これからも変化が起きそうな品川駅付近。
関連記事:1986 から 2010(2010年6月6日記事)
品川某所より撮影
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