除草薬散布車(上) [鉄道]
国鉄の事業用車の中でもマイナーな存在でしょうか。
線路に除草薬を撒くための車、除草薬散布車です。そのまんまですね…。
モーターカーとヤ559 原ノ町駅常備
1986(昭和61)年6月ごろ、富岡駅構内です。
すぐ脇が本線なので、横から写真を撮ることができませんでした。
タンク貨車の姿をしていますが、ある種ゲテモノ車ですよね。
元ネタはトキ25000で、上側を取り払い、除草薬を入れるタンクを取り付け、タンクから除草薬を汲み取って線路に蒔くためのポンプとそれを動作させるための小さい発電用ディーゼルエンジンと燃料タンク、作業監視用の大型ライト、作業用スペースとイスがつけれらていました。
連結器の下にある黄色いパイプには何ヶ所か穴が空いていて、そこから除草薬を散布して走っていたとのこと。
作業しながら走る、と言っても作業中は最徐行のようなのんびりしたスピードだったようです。
このヤ559は原ノ町保線区管内で主に使われていたようで、極めて稀にこういうところで見ることができました。
-つづく-
1986(昭和61)年06月ごろ
常磐線 富岡駅構内
PENTAX ME, smc M50mmF1.7, FUJICOLOR HR100
こういった保線用車輌に付いている小さな赤い「バッファー」が可愛くて好きです。
by Brass_solder (2007-06-30 20:21)
こういう黄色の保線用モーターカーも姿を見ることがなくなったような気がします。
赤丸のバッファーがチャームポイントでしたね(w
by 751010 (2007-07-02 23:09)