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日曜日は1日雨でした。 [写真]

なので、久しぶりにこんなことをしていました。
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 モノクロフィルム現像の薬品たちです。

去年、フジのモノクロが生産整理されるという話を聞いたのをきっかけに、モノクロフィルムを買って、たまに撮っていたのはいいのですが、なかなか薬品を作って現像をするところまで行けないでいました…。

これらの薬品を購入したのも、もう去年のことなのですが、やっと日の目を見るときが来ました(笑)

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まずはフィルム現像液です。
高校の頃に使い慣れていたコダックの「D-76」と「T-MAX デベロッパー」を買ってきましたが、今回は「T-MAX デベロッパー」で行くことにしました。
今回現像するフィルムは、富士フィルムのネオパン400なのですが、あとでT-MAXも使う予定なのでこちらを選びます。
今のパッケージには日本語訳が付いているんですね。
昔は説明書は英文のみで、辞書片手に、英語の先生に英訳してもらいながら使っていました。

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 定着液のスーパーフジフィックス
定番中の定番だと思います。今はリキッドタイプになってるんですね。

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 魅惑の香り、富士酢酸50%
これの匂いが懐かしいという方、多いのではないでしょうか。
思わず嗅ぎたくなります(w
昔、写真部の部室に来たお客さんや新入部員には必ず嗅がせてたっけ(笑)

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ドライウェル、富士QW、Agガード
この辺は昔と変わらないかな。

ポリタンクやメスカップ、液温計なんかを発掘しながら準備をします。

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高校生のときから使っているLPL製のステンレス現像タンク
高価でしたが、いまだに使えます。

水道水を一旦沸騰させて、20〜30度程度にまで冷ましたのですが、これが思ったよりも時間がかかりました。
っていうか、昔はよくこんなことを毎日のようにやってたんですが、正直、すごい面倒です。
臭いし…。

そんなこんなで、夜には
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なんとか1本現像できました。
残りは、少しずつやることにします。

攪拌時間なんかは、かなりアバウトにやってしまいましたが思ってたよりもキレイにできたようです。


去年、薬品をそろえるために久しぶりにヨドバシの暗室コーナーをのそいたら、売場面積はかなり縮小され、薬品の種類も思いっきり減っていたのに驚きました(新宿本店の暗室コーナーの衰退ぶりにも驚いた)。
富士フィルムの製品でも生産が終了した薬品もたくさんありますね。
まぁ、たしかに三菱製紙やAGFA、コニカの撤退もあったし、デジタルが普通になってきた今ではフィルムの自家現像をやる人も減ってるんでしょうね…。


2008(平成20)年06月29日(日)
Ricoh Caplio R7
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コメント 1

闇部長

 ご自宅で現像とは凄いです。
 私は、高校の頃には部室で薬品調合(T-MAX向けだから堅めに
なるようにD-76配合でハイドロキノンをちょっと多めに入れて...)とか、
増感用でT-MAXデベロッパーの希釈に実験室の純粋製造器から水を
頂戴したりと、色々やっていましたが、薬品の処理とか色々あるので、
就職後はラボに白黒フィルムの現像も、お願いしちゃっています(^^;)
 その頃には白黒フィルムの使用量が、激減したのもあるでしょうけど...
 それから”魅惑の香り...” ...う~む、やはりどこもその洗礼が
最初なのでしょうか!?(笑) その洗礼時、制服に匂いが
ついてしまって、困った記憶もあります。
 フィルム関連の話を聞いていると、”縮小”とか”値上げのお知らせ”など、
あまりいい話がありませんが、これからも残していって欲しいものですね。

by 闇部長 (2008-06-30 01:44) 

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