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22年前は米寿でした。 [鉄道]

8月23日(土)は「常磐線全通110周年」でしたが…
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22年前の1986(昭和61)年8月23日(土)は米寿(88周年)でした。
同日それを記念して「常磐線全通米寿号」が土浦−浪江間で運転されました。
ED75 1008+スロ81系ミト座の編成で、中身は夏休み中の子供とその親を対象としたようで、浪江では大堀相馬焼を体験したりしたそうです(当時は台風が近づいており、いくつかのイベントが中止になった模様)。

写真はその米寿号なのですが、『ヘッドマークなんて付かないよ』という仲間内の予想を裏切り、見事に特製ヘッドマーク付きで運転されました…。
マークが付いていたのを知っていたら、こんな場所で撮影しなかったのに…。

当時も今年と同じく夏休み中の土曜日だったのですが、「常磐線八十八周年記念乗車券」の発売、主要各駅では1日駅長や餅つき大会、金魚すくい大会、写真展、1日車掌長(!?)などの記念行事が行われたようです。
当時は「増収増収」と叫ばれていた時期ですが、今よりも積極的にお客を集めるイベントが行われていたのが懐かしいです。

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 常磐線八十八周年記念乗車券の表紙

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 中身はかなり手の込んだもので、常磐線の歴史、主な車両の紹介、大正時代の鉄道旅行案内の抜粋復刻、水戸局管内各駅紹介という濃い内容で、水戸局が国鉄末期に乱発した記念乗車券シリーズの中ではトップクラスの出来栄えです。

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 ちなみに販売額は1冊1,000円で、各発売駅から国鉄線1000円区間有効の切符が付いていた。
切符の右側にある小さい黒丸は穴が開いていて、光センサーが入っています。これも水戸局お得意でしたね。
手元にあるものは未だに「完動品」です。

色がうまく出せませんでしたが、本物は2枚目の写真に見えるような赤茶色の品のあるというか風格のある色です。


参考までに、機関車にはこんなヘッドマークが付いていたようです。
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 当時の水戸鉄道管理局の社内報から。
浪江駅の3番線ですね。
人の話だと浪江駅の3番線で機回しをしたらしいのですがホントかな。



1986(昭和61)年08月23日(土)
富岡駅-金山(信)間
PENTAX ME, smc M50mm F1.7, フジカラー100
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