最近の写真フィルム [写真フィルム]
写真フィルムにとって、年々厳しさが増している状況のようです。
手元にあるDNPセンチュリアの在庫
だいぶ前の話ですが…。
2007年5月3日と2007年6月25日のブログで、DNPセンチュリアフィルムのことを書きましたが、そのDNPが写真フィルムを生産終了とのアナウンスを出しました。
コニカミノルタが放棄した写真フィルム「センチュリア」ブランドを引き継いだネガフィルムだったのですが、それほど収益が見込めなかったのか、はたまた、その激安な値段にOEM先から苦情でも出たのか、事の真偽は不明ですが、数少なくなったフィルムメーカーがまたひとつ、その姿を消しました…。
ISO200 のネガフィルムは貴重だったのに。
店頭在庫はまだまだ豊富にあるようなので、しばらくは購入できるでしょう。
ただ、現在流通しているフィルムはどうやら元々は輸出仕様だったように見えます。
左側は国内仕様？フィルムの箱
右側は現在流通しているフィルムの箱。英字のラベルの上に日本語ラベルをシール張りしてある。
フジフイルムやコダックも、そのラインナップを縮小傾向にあり、
特にAPSフィルムは風前の灯といった有り様。
ポケットカメラ用110フィルムも、コダックは2008年に終了、残るフジも2009年9月には終了する予定。
かつては、鉄道写真を撮る人にも愛用者が多かったコダクロームですが、最後に残ったアメリカ国内での販売を今年いっぱいで終了するそうです。
「僕のコダクローム」で Paul Simon が歌った『ママ、ぼくのコダクロームを取り上げないで』はもうすぐ過去の記憶に…。
明るい話がないようなフィルム業界ですが、
そんな中でも新製品が出ました。
フジフイルムからは「SUPERIA PREMIUM 400」(スペリアプレミアム400)
コダックからは「Ektar 100」(エクター100)
共にネガフィルム。
スペリアプレミアムは日本人の肌色をいきいきと再現することが特徴だそうで。
日本人の肌、と言ってもいろいろだとは思うのですが…、まぁ ISO400 なので常用フィルムとして使用可能と思います。
エクターはスキャナーでの取込時の再現性を向上させたのが売りだそうで、デジタル対応フィルムといったところでしょうか。
（昔のエクターとは別物みたい。 学生の頃に調子に乗ってエクター25を使って苦労したのを思い出した…。 このネタわかる人って、どのくらいいるんだろう（笑））
共に使ってみたいと思い購入したのですが、フルサイズの EOS5D MarkII を購入後には、ますますフィルムを使う必要が薄れてしまい、在庫がなかなか減らないのが目下の悩み…。
現像プリント代も高くなったしなぁ。
個人的にはフィルム自体が無くならないよう、できるかぎりフィルムを使って行くことしかできないですが、高価な趣味になりそう…。
手元にあるDNPセンチュリアの在庫
だいぶ前の話ですが…。
2007年5月3日と2007年6月25日のブログで、DNPセンチュリアフィルムのことを書きましたが、そのDNPが写真フィルムを生産終了とのアナウンスを出しました。
コニカミノルタが放棄した写真フィルム「センチュリア」ブランドを引き継いだネガフィルムだったのですが、それほど収益が見込めなかったのか、はたまた、その激安な値段にOEM先から苦情でも出たのか、事の真偽は不明ですが、数少なくなったフィルムメーカーがまたひとつ、その姿を消しました…。
ISO200 のネガフィルムは貴重だったのに。
店頭在庫はまだまだ豊富にあるようなので、しばらくは購入できるでしょう。
ただ、現在流通しているフィルムはどうやら元々は輸出仕様だったように見えます。
左側は国内仕様？フィルムの箱
右側は現在流通しているフィルムの箱。英字のラベルの上に日本語ラベルをシール張りしてある。
フジフイルムやコダックも、そのラインナップを縮小傾向にあり、
特にAPSフィルムは風前の灯といった有り様。
ポケットカメラ用110フィルムも、コダックは2008年に終了、残るフジも2009年9月には終了する予定。
かつては、鉄道写真を撮る人にも愛用者が多かったコダクロームですが、最後に残ったアメリカ国内での販売を今年いっぱいで終了するそうです。
「僕のコダクローム」で Paul Simon が歌った『ママ、ぼくのコダクロームを取り上げないで』はもうすぐ過去の記憶に…。
明るい話がないようなフィルム業界ですが、
そんな中でも新製品が出ました。
フジフイルムからは「SUPERIA PREMIUM 400」(スペリアプレミアム400)
コダックからは「Ektar 100」(エクター100)
共にネガフィルム。
スペリアプレミアムは日本人の肌色をいきいきと再現することが特徴だそうで。
日本人の肌、と言ってもいろいろだとは思うのですが…、まぁ ISO400 なので常用フィルムとして使用可能と思います。
エクターはスキャナーでの取込時の再現性を向上させたのが売りだそうで、デジタル対応フィルムといったところでしょうか。
（昔のエクターとは別物みたい。 学生の頃に調子に乗ってエクター25を使って苦労したのを思い出した…。 このネタわかる人って、どのくらいいるんだろう（笑））
共に使ってみたいと思い購入したのですが、フルサイズの EOS5D MarkII を購入後には、ますますフィルムを使う必要が薄れてしまい、在庫がなかなか減らないのが目下の悩み…。
現像プリント代も高くなったしなぁ。
個人的にはフィルム自体が無くならないよう、できるかぎりフィルムを使って行くことしかできないですが、高価な趣味になりそう…。
タグ：フィルム
＞学生の頃に調子に乗ってエクター25を使って苦労したのを思い出した…。
＞このネタわかる人って、どのくらいいるんだろう（笑））
はい、ここに一人(^^;)/
エクターは２５と１０００と両極端な感度だったので、ほどんど１０００しか
使わなかったような．．． ２５は天候が良いときか、三脚使用出来るときのみ
使用するかでしたね。
海の向こうではとうとうコダックが、リバーサルフィルムのコダクロームの
生産を終了させる（コダック本体での現像受付も９月末まで）話が
出ていますね。
フィルムユーザーにとっては、選択の幅が狭くなって来ているのが
実感できますね(--;)
by 闇部長 (2009-07-05 20:39)
エクターの1000はさすがに粒状が気になって使えなかったです（ｗ
25はレンズの汚れさえも写してしまう、と言われていたフィルムでしたが、それを使ったカメラはF3.5-4.5の標準ズームで使っていましたから、天気の良い日中でもブレそうなシャッタースピードだったと記憶しています。
怖い物知らず、だったのでしょうね…。
フィルムユーザーにとっては昔のような豊富な種類が使えた時代が懐かしいです。
コニカの赤外はもう一度使ってみたいな。
でも、やはりデジタルは便利なのは認めます。
by dora (2009-07-07 00:10)